現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年6月8日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 芋の露連山影を正しうす |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
9 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
10 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
11 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
12 | 瑠璃沼に滝落ちきたり瑠璃となる |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | 蟷螂は馬車に逃げられし馭者のさま |
15 | おそるべき君等の乳房夏来る |
16 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
17 | 分け入つても分け入つても青い山 |
18 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
19 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
20 | 海に出て木枯帰るところなし |
21 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
22 | 水枕ガバリと寒い海がある |
23 | 入れものが無い両手で受ける |
24 | こんなよい月を一人で見て寝る |
25 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
26 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
29 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
30 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
31 | 藍を着るもうすぐ蛇になれそうで |
32 | 歩み来し人麦踏をはじめけり |
33 | 風生と死の話して涼しさよ |
34 | それぞれの淑気をたぐる太極拳 |
35 | 方丈の大庇より春の蝶 |
36 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
37 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
38 | 張りとほす女の意地や藍ゆかた |
39 | 人それぞれ書を読んでゐる良夜かな |
40 | 水の輪が重なり合って温みだす |
41 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
42 | 海の日や宝石箱の蓋開けよう |
43 | 人の渦流れマスクの中の呼吸 |
44 | お別れは雛の祭りほの明り |
45 | 花影婆娑と踏むべくありぬ岨の月 |
46 | 何もかもあつけらかんと西日中 |
47 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
48 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
49 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
50 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
2024年9月26日 01時35分更新(随時更新中)