現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年12月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 朧夜のむんずと高む翌檜 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
4 | 冬の水一枝の影も欺かず |
5 | 竜の玉俳句は降りてこなかった |
6 | 雲海や鷹のまひゐる嶺ひとつ |
7 | 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る |
8 | うしろ姿の時雨てゆくか |
9 | 奔放に生きたい夕日の枯葎 |
10 | 冬耕の田のま中より打ちはじむ |
11 | 爛々と虎の眼に降る落葉 |
12 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
13 | あたたかな 雨が降るなり枯葎 |
14 | ひとをそしる心をすて豆の皮むく |
15 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
16 | 去年今年貫く棒の如きもの |
17 | 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな |
18 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
19 | 石くれ仏ひしめくかぎり冬茜 |
20 | 手袋を噛んで外して義捐金 |
21 | 海に出て木枯帰るところなし |
22 | にぎりこぶしで踊る山中なみだつぼ |
23 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
24 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
25 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
26 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
27 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
28 | もろもろのしがらみ付けて太る牡蛎 |
29 | 秋の暮大魚の骨を海が引く |
30 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
31 | いつせいに柱の燃ゆる都かな |
32 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
33 | 枯木立月光棒のごときかな |
34 | ピアニスト水仙の冷えピアノにも |
35 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
36 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
37 | キリストの消えたる丘の枯茨 |
38 | 妣が来てコンタツ探すルミナリエ |
39 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
40 | もろもろの木に降る春の霙かな |
41 | 柊の花一本の香りかな |
42 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
43 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
44 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
45 | 寒椿つひに一日のふところ手 |
46 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
47 | 永き日や欠伸うつして別れ行く |
48 | 正月の月が明るい手まり歌 |
49 | 初夢の宙返りする森光子 |
50 | ポッペンのあっけらかんと独りかな |
2024年9月25日 15時27分更新(随時更新中)