現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年12月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
2 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
3 | 海に出て木枯帰るところなし |
4 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
5 | 去年今年貫く棒の如きもの |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
8 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
9 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
10 | 七色のおはじき散らす春の昼 |
11 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
12 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
13 | 秋蝶やすぐ砂尽きて砂時計 |
14 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
15 | 閑けさを活けるや黄菊白菊と |
16 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
17 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
18 | 秋の江に打ち込む杭の響かな |
19 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
20 | みちのくの雪深ければ雪女郎 |
21 | みちのくの伊達の郡の春田かな |
22 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
23 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
24 | 秋めいて郵便受けのカタと揺れ |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
27 | あかんぼの舌の強さや飛ぶ飛ぶ雪 |
28 | こんなよい月を一人で見て寝る |
29 | 芋の露連山影を正しうす |
30 | 草の花褒める言葉をさがしおり |
31 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
32 | 鴨流れゐる湖流るるや |
33 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
34 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
35 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
36 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
37 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
38 | ああと言ふもあつと思ふも秋の風 |
39 | 忘年や身ほとりのものすべて塵 |
40 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
41 | 梅林を額明るく過ぎゆけり |
42 | 膳の上今宵の主役は菠薐草 |
43 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
44 | 吾妻かの三日月ほどの吾子胎すか |
45 | 風に乗りワルツを踊るチューリップ |
46 | 炎天のレールの襞に油たらす |
47 | 雲をふむ確かさに居てつくし煮る |
48 | 水の林の奥青髭の漢ばかり |
49 | 寒卵立ちても職がまだ決まらぬ |
50 | 一本のマツチをすれば湖は霧 |
2024年9月26日 11時18分更新(随時更新中)