現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年9月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
4 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
8 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
9 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
10 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
13 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
14 | せきをしてもひとり |
15 | 不知火や湾の一灯焦がれゐる |
16 | 八月や六日九日十五日 |
17 | 木がらしや東京の日のありどころ |
18 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
19 | 水甕の真闇に一灯初蛍 |
20 | ゆつくりと旅の終りの氷菓食ぶ |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 良寛の乞食のみち田植かな |
23 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
24 | 子の髪の風に流るる五月来ぬ |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 逢うために母は銀河の駅に佇つ |
29 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
30 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
31 | 産むというおそろしきこと青山河 |
32 | 冬深し柱の中の濤の音 |
33 | 車椅子青葉若葉の影ふんで |
34 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
35 | 血は水よりも乾く |
36 | 望郷や秋に別れの嘘一つ |
37 | 夏炉ありほそぼそとしてわがたつき |
38 | 山鳩よみればまはりに雪がふる |
39 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
40 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
41 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
42 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
43 | 朝鵙の元気な声で床を蹴る |
44 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
45 | そら豆はまことに青き味したり |
46 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
47 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
48 | 甘草の芽のとびとびのひとならび |
49 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
50 | 金木犀の音満ちてゆく夜明け |
2025年8月27日 06時15分更新(随時更新中)