現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年5月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
6 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
7 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
8 | 白地着てこの郷愁の何処よりぞ |
9 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
10 | 星空へ店より林檎あふれをり |
11 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
12 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
13 | へうへうとして水を味はふ |
14 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
15 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
16 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
17 | 苗代の水を平らにして眠る |
18 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
19 | アイスコーヒー来てミーティング中断す |
20 | 蒲公英のかたさや海の日も一輪 |
21 | 月の王みまかりしより国亡ぶ |
22 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
23 | 颱風や守宮は常の壁を守り |
24 | 美しき春潮の航一時間 |
25 | 塋域はまかせ給へと道をしへ |
26 | かりそめに住みなす飾かかりけり |
27 | 入れものが無い両手で受ける |
28 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
29 | かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す |
30 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
31 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
32 | 水鳥が水鳥ふやす牡蛎筏 |
33 | 簗守になりさうな貌してゐたる |
34 | 死にし人別れし人や遠花火 |
35 | たばしるや鵙叫喚す胸形変 |
36 | 狐の提灯この断崖は曽良と誰れ |
37 | 秋風の父が手帖をめくりやまぬ |
38 | 東慶寺たんぽぽいたく踏まれたる |
39 | 七夕竹畳の上に出来上る |
40 | 兎も片耳垂るる大暑かな |
41 | 大海を見てきし目刺焼きにけり |
42 | 冬薔薇に開かぬ力ありしなり |
43 | だんだんに杉菜遊びの乳母車 |
44 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
45 | 活きた目をつつきに来るか蝿の声 |
46 | 灯台のように遠くて裸足です |
47 | 重ね着の中に女のはだかあり |
48 | 横とびの黄色い花火工區の子等 |
49 | アイスクリームおいしくポプラうつくしく |
50 | 鮟鱇の肝うかみ出し鮟鱇鍋 |
2024年9月22日 02時36分更新(随時更新中)