現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年の年間キーワードランキング
1 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | いなびかり北よりすれば北を見る |
4 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
5 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
8 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
9 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
10 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
11 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
12 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
13 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
14 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
15 | ものの種にぎればいのちひしめける |
16 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
17 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
18 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
19 | 海に出て木枯帰るところなし |
20 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
21 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
22 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
23 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
24 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
25 | 咳をしても一人 |
26 | 去年今年貫く棒の如きもの |
27 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
28 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
29 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
30 | 八月や六日九日十五日 |
31 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
32 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
33 | おそるべき君等の乳房夏来る |
34 | 水枕ガバリと寒い海がある |
35 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
36 | 星空へ店より林檎あふれをり |
37 | こんなよい月を一人で見て寝る |
38 | 芋の露連山影を正しうす |
39 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
40 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
41 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
42 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
43 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
44 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
45 | 柊の花一本の香りかな |
46 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
47 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
48 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
49 | 初暦知らぬ月日は美しく |
50 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
2024年9月25日 22時59分更新(随時更新中)