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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年4月10日のデイリーキーワードランキング

1

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
2

母と寝る一夜豊かに虫の声
3

それから母を笑わせて葛湯吹く
4

ショパン流れ夜空に残る青春譜
5

せきをしてもひとり
6

空をゆく一かたまりの花吹雪
7

ちるさくら海あをければ海へちる
8

これよりは恋や事業や水温む
9

台風に目ありピエロに泪あり
10

公園や領事夫人のライラック
11

動く手の限りなく憂し泥遊び
12

はくれむに揚羽のたたむけはひあり
13

青蛙おのれもペンキぬりたてか
14

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
15

躾糸引くや春着の蝶ちぢむ
16

春愁やくらりと海月くつがへる
17

夕桜あの家この家に琴鳴りて
18

語らいは遠き日のこと母子草
19

蛇に眉描きたし西の虚子忌あり
20

野に出ればひとみなやさし桃の花
21

葉桜の中の無数の空さわぐ
22

方丈の大庇より春の蝶
23

声掛けて体位交換花は葉に
24

歳時記の我が句に恥じて蛇穴に
25

春風や闘志いだきて丘に立つ
26

外にも出よ触るるばかりに春の月
27

うごけば、寒い
28

逆らわず従わず行く鴨の陣
29

花桃や月山に眉整へり
30

病む母の薄眼に満ちて花万朶
31

鳥たちに空闌けてゆく仏生会
32

峡空や霧氷の梢こまやかに
33

菫程な小さき人に生れたし
34

牡丹百二百三百門一つ
35

幾年や嬰の祝着花桃のごと
36

兄の手に小さき薬玉もて余す
37

毎年よ彼岸の入りに寒いのは
38

風吹いて蝶々迅く飛びにけり
39

松手入れ元予科練の眉太し
40

歳時記と二十世紀を見渡しぬ
41

木の根明く胎児はなにを見てをるや
42

庭桜 暮天に色を深めおり
43

山又山山桜又山桜
44

海女とても陸こそよけれ桃の花
45

初雪や雀集ひて沐浴す
46

八重桜ちらし占ふ恋せし日
47

椎茸を干して足腰強くなる
48

重ね着の中に女のはだかあり
49

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
50

遠蛙酒の器の水を呑む


2024年9月19日 22時18分更新(随時更新中)
 

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