現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月9日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | をとこありひとりごちする黄落期 |
4 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
5 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
6 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
7 | 月蝕下大根おろしがうまくすれた |
8 | 星空へ店より林檎あふれをり |
9 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
10 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
11 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
12 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
13 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
14 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
15 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
16 | 海の灯や雪の捨場の砦なす |
17 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
18 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
19 | コスモスの花あそびをる虚空かな |
20 | 七夕や広げて見入る青写真 |
21 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
22 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
23 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
24 | 六月の雲あわただし大庇 |
25 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
26 | 月蝕まつみずから遺失物となり |
27 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
28 | 体育の日の裏門を開け放つ |
29 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
30 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
31 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
32 | 海に出て木枯帰るところなし |
33 | 包丁の切れ味ためす冬銀河 |
34 | 三日月やこの頃萩の咲きこぼれ |
35 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
36 | 羅や水族館に鰭あまた |
37 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
38 | 仙人掌の花饒舌に赤い月 |
39 | 鰡とんで水族館はにぎわえり |
40 | イエスよりマリアは若し草の絮 |
41 | いなびかり北よりすれば北を見る |
42 | ものの種にぎればいのちひしめける |
43 | 春の夜のわれをよろこび歩きけり |
44 | 木犀の風を纏ひつ自己暗示 |
45 | 牡丹に金閣燃ゆる闇のあり |
46 | 凍鶴の一歩を賭けて立ちつくす |
47 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
48 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
49 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
50 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
2024年4月26日 08時02分更新(随時更新中)