現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年7月26日のデイリーキーワードランキング
1 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
2 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
3 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
4 | 末黒野に雨の切尖限りなし |
5 | どこからも人の出て来る甘藷の芽 |
6 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
7 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
8 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
9 | 暁や北斗を浸す春の潮 |
10 | こほろぎの夜鳴いて朝鳴いて昼鳴ける |
11 | 半身は夢半身は雪の中 |
12 | せりせりと薄氷杖のなすままに |
13 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 選挙区へ帰るしらじら野分の海 |
16 | 春の夜や衣桁の裾にひそむ鬼 |
17 | 春の夜や都踊はよういやさ |
18 | 家毎に地球の人や天の川 |
19 | 門川の爽にはやし村抗す |
20 | 閂を閉ざし猪鍋囲みをる |
21 | 咎のやうに蛇うすれゆくねむりゆく |
22 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
23 | 明日ありやあり外套のボロちぎる |
24 | 梅が散るはうれんそうの畑かな |
25 | うすうすとしかもさだかに天の川 |
26 | てんと虫一兵われの死なざりし |
27 | *かりん老樹に赤児抱きつく家郷かな |
28 | わが湖あり日陰真暗な虎があり |
29 | 花柘榴の花の点鐘恵山寺 |
30 | 牧開白樺花を了りけり |
31 | 青蘆に夕波かくれゆきにけり |
32 | ねぶた絵の女がひとり雪下す |
33 | 妻いねて壁も柱も月の中 |
34 | 神にませばまこと美はし那智の滝 |
35 | 冷奴柱時計の音ばかり |
36 | 運ばるる氷の音の夏料理 |
37 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
38 | みどり子の頬突く五月の波止場にて |
39 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
40 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
41 | 母死ぬと誰かれとなく飴の匂い |
42 | 茎立ちの胸の蛇口をきつくしめ |
43 | 口々に都をどりはヨーイヤサー |
44 | 涼しけれ睫毛夕日に灼かれつつ |
45 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
46 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
47 | 金魚玉天神祭映りそむ |
48 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
49 | 馥郁と内臓はあり春の雪 |
50 | よく眠る夢の枯野が青むまで |
2024年9月23日 18時13分更新(随時更新中)