現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月10日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 脊髄にしびれ伝わり若葉寒 |
5 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
8 | 分け入つても分け入つても青い山 |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
11 | 妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね |
12 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
13 | 清明や街道の松高く立つ |
14 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
15 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
16 | 墓のうらに廻る |
17 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
18 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
19 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
20 | 花あれば西行の日とおもふべし |
21 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
22 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
23 | 春の雪清少納言の声がする |
24 | ニトログリセリンの甘さ蛍の夜 |
25 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
26 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
27 | 星空へ店より林檎あふれをり |
28 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
29 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
30 | 泳ぎ女の葛隠るまで羞ぢらひぬ |
31 | 波音のどすんと岬木の芽張る |
32 | 囀りや口いっぱいにハンバーガー |
33 | 京都駅下車迷はずに鱧の皮 |
34 | 立春大吉牛の背中に小鳥来て |
35 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
36 | 海の灯や雪の捨場の砦なす |
37 | 芒野に心も身をも委ねたし |
38 | ビニールの紐丈夫なり旱梅雨 |
39 | 冬雲やわが方舟の漂える |
40 | やつぱり一人はさみしい枯草 |
41 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
42 | 渡り鳥来てより川の面のやさし |
43 | スイッチを切り換えるいま 山茶花の白 |
44 | 海流は夢の白桃のせて去る |
45 | 若葉萌ゆ色に百歳樹の強さ |
46 | 風光るはふり出されし昔の句 |
47 | 裳裾よりひろがり消えし夏ありき |
48 | 海に出て木枯帰るところなし |
49 | 啄木鳥の語るは木々の恋のこと |
50 | 良き土に淑き女寝かす真昼かな |
2024年9月19日 07時37分更新(随時更新中)