現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年11月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 海に出て木枯帰るところなし |
2 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
3 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
4 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
5 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 水尾ひいて離るる一つ浮寝鳥 |
8 | まさびしき海峡ひとつ秋を来て |
9 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
10 | 行く雁や此岸の鍵の揺れどほし |
11 | 一村のうすうすといる狐雨 |
12 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
13 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
14 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
15 | うまや路や松のはろかに狂ひ凧 |
16 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
17 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
18 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
19 | たましひのしづかにうつる菊見かな |
20 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
21 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
22 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
23 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
24 | 秋鯖や上司罵るために酔ふ |
25 | 還暦のひとに涼しき青畳 |
26 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
27 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
28 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
29 | 涼しさに心の中を言はれけり |
30 | 凩や海に夕日を吹き落す |
31 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
32 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
33 | あなたなる夜雨の葛のあなたかな |
34 | 門を出て五十歩月に近づけり |
35 | メーデーやビルはすこしく傾きぬ |
36 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
37 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
38 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
39 | 時雨忌や林に入れば旅ごころ |
40 | 妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね |
41 | 芋の露連山影を正しうす |
42 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
43 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
44 | 満開の花は軽ろしと見ゆるかな |
45 | ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く |
46 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
47 | 大佛の背山くすぐる春の飛機 |
48 | 秋の暮まだ眼が見えて鴉飛ぶ |
49 | 初空や武蔵に秩父晴れ渡り |
50 | 木の卓にレモンまろべりほととぎす |
2024年4月20日 00時18分更新(随時更新中)