現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年9月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
3 | 牡丹百二百三百門一つ |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
6 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 完璧と想えば寂し露衣 |
9 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
10 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
11 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
12 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
13 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
14 | 咳をしても一人 |
15 | 木がらしや東京の日のありどころ |
16 | 長き夜の刀の鍔の素朴なる |
17 | 玉の如き小春日和を授かりし |
18 | おそるべき君等の乳房夏来る |
19 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
20 | 群羊の呼び合う月夜平尾台 |
21 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
22 | 水枕ガバリと寒い海がある |
23 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
24 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
25 | みほとりの閂外し若葉風 |
26 | 秋風やひとさし指は誰の墓 |
27 | 方丈の大庇より春の蝶 |
28 | 秋の婚皇后吾娘を抱きしむる |
29 | 行くところ行くところ基地花梯姑 |
30 | 海光を窪ませてから蜃気楼 |
31 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
32 | 愛すべし椋鳥は鈴生り君は弓なり |
33 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
34 | 逢ひたきは故人ばかりよ秋の風 |
35 | 逢うために母は銀河の駅に佇つ |
36 | 藍壺に泥落したる燕かな |
37 | 邯鄲のみどり透きゆく命かな |
38 | 殉教の島山いくつ鳥わたる |
39 | この道の富士になりゆく芒かな |
40 | 好日の花の翳ならざるはなし |
41 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
42 | 児童らが雛のまつりを騒つかす |
43 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
44 | かりそめに燈籠おくや草の中 |
45 | 山笑う生活保護を受けている |
46 | 藍を煮てそっとうごいて冬すみれ |
47 | 蝶の空七堂伽藍さかしまに |
48 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
49 | 赤とんぼじっとしたまま明日どうする |
50 | 愛したる白ばらやがてまた行くか |
2024年9月20日 06時20分更新(随時更新中)