現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年2月16日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
3 | 入れものが無い両手で受ける |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
6 | うしろより初雪降れり夜の町 |
7 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
8 | 嫁が君万世一系ほんとうに |
9 | 水枕ガバリと寒い海がある |
10 | 遠吠えす夜の静寂に六花咲く |
11 | 白梅の万蕾にさすみどりかな |
12 | 神の扉をきしみ鳴らせば年明くる |
13 | 剪定をじっと見ている尉鶲 |
14 | 百選の水に育ちし水菜かな |
15 | 涅槃図に人畜の声及ばざる |
16 | ビニールの姐様かむり牡丹の芽 |
17 | 分け入つても分け入つても青い山 |
18 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
19 | ほうれん草つめたリュツクヘ妊る |
20 | 火噴く山西に東に年明くる |
21 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
22 | 日脚のぶ空碧碧と日本海 |
23 | 万蕾の梅や鎌倉波の音 |
24 | 雪に転け万世一系の庶民なり |
25 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
26 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
27 | 歯車音暑き夜沼にもぐるもぐる |
28 | 油でくびれた石白く笑いだす鉄道員 |
29 | 柔肌の内なる滾り雨水かな |
30 | 紺絣春月重く出でしかな |
31 | 菫程な小さき人に生れたし |
32 | 逢うために母は銀河の駅に佇つ |
33 | イエスよりマリアは若し草の絮 |
34 | 手庇を何回したり春の山 |
35 | 奧白根かの世の雪をかがやかす |
36 | 去年今年貫く棒の如きもの |
37 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
38 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
39 | てんぷらやすでに鰭張る今年鯊 |
40 | 早春の光を撥ねて鳥*翔ちぬ |
41 | きさらぎの鴉声まで黝くなり |
42 | 今日生きていのちの音の落葉踏む |
43 | 秋の水水琴窟の音となり |
44 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
45 | 竹煮草道灌山の崖にかな |
46 | 芹なずな子はささ濡れの膝の上 |
47 | 母といて銭使わずに芹なずな |
48 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
49 | しゞみ蝶 高嶺に生まれ翅あおる |
50 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
2024年9月23日 01時23分更新(随時更新中)