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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2019年5月3日のデイリーキーワードランキング

1

ものの種にぎればいのちひしめける
2

水の地球すこしはなれて春の月
3

春風や闘志いだきて丘に立つ
4

崩れむとして白牡丹羽ひらく
5

囀をこぼさじと抱く大樹かな
6

木のすだま草のすだまや咳こんこん
7

百幹の青そそり立つ竹の秋
8

鶴舞ふや日は金色の雲を得て
9

落葉松の芽吹きの昨日さらに明日
10

雲中菩薩おゆびの先の秋のこゑ
11

憲法第九条語る代田べり
12

麗しき春の七曜またはじまる
13

メタセコイアの大樹三本紅葉す
14

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫
15

たんぽぽや日はいつまでも大空に
16

憲法九条伊勢海老のあとずさり
17

万緑の中や吾子の歯生え初むる
18

穀雨来て村は一気に華やげり
19

嫁が君家中を緑が走る
20

ああいへばかういう兜太そぞろ寒
21

初嵐して人の機嫌はとれません
22

青蛙おのれもペンキぬりたてか
23

爛々と昼の星見え菌生え
24

赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
25

子の髪の風に流るる五月来ぬ
26

憲法九条泡立草も考える
27

しつつこい玉子酒飲む結婚日
28

から松は淋しき木なり赤蜻蛉
29

干足袋の天駆けらんとしてゐたり
30

山又山山桜又山桜
31

今置きし眼鏡をさがす梅雨籠り
32

都忘れふるさと捨ててあり久し
33

飛蝗追ふ子を追うて暮れにけり
34

赤い椿白い椿と落ちにけり
35

日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ
36

早苗饗の庭先の牛鳴きにけり
37

明晰に唄い日傘に尾行られる
38

駒鳥の声近々と宮参り
39

くすぶりてゐしが一気に火の落葉
40

春雪や手にかざしみる吉野紙
41

羅や水族館に鰭あまた
42

雀らも海かけて飛べ吹流し
43

人形を射つ流燈の町の辻
44

家々や菜の花いろの燈をともし
45

おぼろなり割箸で喰ぶパスタかな
46

鷹翔てば畦しんしんとしたがへり
47

藤の雨に来し数十の靴並ぶ
48

老松に一笛ひびく能始
49

花占い最後のひとつ残しおく
50

尾張野の乾びたる人バスを待つ


2024年4月26日 20時42分更新(随時更新中)
 

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