現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年8月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 遠蛙酒の器の水を呑む |
2 | 大宇宙を貫く棒を探しおり |
3 | 星既に秋の眼をひらきけり |
4 | 立山のかぶさる町や水を打つ |
5 | 寒林に骨なるやうな風立ちぬ |
6 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
7 | これしきの握力夏の雲つかむ |
8 | メロンの香に溺れ病閑睡りしか |
9 | 春光や廃線決る一両車 |
10 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
11 | おろおろと母のうしろの春愁い |
12 | ポポポポとタンポポ笑う兎跳び |
13 | 一対か一対一か枯野人 |
14 | 春水を押しくぼまして風が吹く |
15 | 地下鉄にかすかな峠ありて夏至 |
16 | 初暦知らぬ月日は美しく |
17 | 使われぬ真珠のタイピン晩夏光 |
18 | 福寿草ひとつふたつは人見知り |
19 | 秋思あり莨火風に燃えやすく |
20 | 海鼠切つて太古の水をあふれしむ |
21 | 妻の背のいよ丸くして栗おこわ |
22 | 祖母山も傾山も夕立かな |
23 | 下総も常陸に近き梅筵 |
24 | 雪晴やうまそうな葱顔出して |
25 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
26 | 薄氷のはたりはたりと風越える |
27 | 茅花抜こ茅花抜こうと海暮れる |
28 | 自販機の缶リストラのように落つ |
29 | 来て見ればほほけちらして猫柳 |
30 | 波を見て人の去りゆく浜晩夏 |
31 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
32 | 田螺より晴れたる頭出でにけり |
33 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
34 | 日のくれと子供が言ひて秋の暮 |
35 | 街じゅうでうなるエアコンエノラゲイ |
36 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
37 | チェリストの夜霧のような息づかい |
38 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
39 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
40 | 芋煮えてひもじきままの子の寝顔 |
41 | 夏暁我を亡ぼす夢に覚む |
42 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
43 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
44 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
45 | ここまでと踵返せり大花野 |
46 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
47 | 高らかに清貧と書き柿を食う |
48 | 喃語いま言葉となれり雲の峰 |
49 | 紙漉のこの婆死ねば一人減る |
50 | 雪の日の浴身一指一趾愛し |
2025年8月29日 14時17分更新(随時更新中)