現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年2月4日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 自転車で鳩分けてゆく恵方かな |
4 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
5 | ものの種にぎればいのちひしめける |
6 | 春立ちぬ逆立ちでもしてみるか |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | ひもかがみ 冴えてやさしき 御神渡り |
9 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
10 | やわらかい言葉のように冬木中 |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 悴みて水のにほひの方を向く |
13 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
14 | 口車花時にのる楽しさよ |
15 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
16 | 五感まだほぐれぬままに春立てり |
17 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
18 | 葬了えて生者渇けり白桔梗 |
19 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
20 | 猛春や素読の一と日となりにけり |
21 | 十六夜の竹ほのめくにをはりけり |
22 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
23 | ドロップの何色探る虹の音 |
24 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
25 | 魅せられし江戸指物師の雛調度 |
26 | 秋風や唐紅の咽喉仏 |
27 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
28 | 唄ふ唇が/夜空に/老いて/老いゆく世紀 |
29 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
30 | 海に出て木枯帰るところなし |
31 | 一もとの姥子の宿の遅ざくら |
32 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
33 | 沈黙に飽きてため息寒蜆 |
34 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
35 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
36 | 水のんで湖国の寒さひろがりぬ |
37 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
38 | 凩や海に夕日を吹き落す |
39 | 機関車の切り離されて雪しまく |
40 | レグホン千の共同不安冬の雲 |
41 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
42 | 雪しまく隣の町へ行きたき日 |
43 | 藪から棒に鬼面立ち孟宗竹林 |
44 | 手捌きの軽き美容師風涼し |
45 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
46 | 老木の芽吹き強さと優しさと |
47 | こんなよい月を一人で見て寝る |
48 | 七色のおはじき散らす春の昼 |
49 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
50 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
2024年9月24日 22時46分更新(随時更新中)