現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年6月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
2 | 涼風の一塊として男来る |
3 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 身をそらす虹の/絶巓/処刑台 |
8 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
9 | 星空へ店より林檎あふれをり |
10 | 分け入つても分け入つても青い山 |
11 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
12 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
13 | ふる里に余韻のこして初音きく |
14 | 天の川わたるお多福豆一列 |
15 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
16 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
17 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
18 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
19 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
20 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
21 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
22 | ぬなは採る水の透明たぐりつつ |
23 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
24 | 地球儀のあをきひかりの五月来ぬ |
25 | まつすぐな道でさみしい |
26 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
27 | 入れものが無い両手で受ける |
28 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
29 | 目をとぢて秋の夜汽車はすれちがふ |
30 | 若鮎の二手になりて上りけり |
31 | こんなよい月を一人で見て寝る |
32 | 柊の花ちらほらと寺は留守 |
33 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
34 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
35 | ころぶすや蜂腰なる夏痩女 |
36 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
37 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
38 | 大学生おほかた貧し雁帰る |
39 | 木菟の闇亡けれど母はあたたかし |
40 | ものの種にぎればいのちひしめける |
41 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
42 | 熊ほどの白犬檻に山粧ふ |
43 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
44 | 千里より一里が遠き春の闇 |
45 | おそるべき君等の乳房夏来る |
46 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
47 | ゆめ二つ全く違ふ蕗のたう |
48 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
49 | 青吉野、木樹の香を浴び六林男句碑 |
50 | ひぐらしのこゑ一塊の薄荷糖 |
2025年8月27日 20時45分更新(随時更新中)