現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年3月6日のデイリーキーワードランキング
1 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
2 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
3 | 星空へ店より林檎あふれをり |
4 | 啓蟄や兄の戦艦浮上せず |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
7 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
8 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
9 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
10 | 地虫出づふさぎの虫に遅れつつ |
11 | 啓蟄の蚯蚓の紅のすきとほる |
12 | 佐保姫をゑがく青墨もとめけり |
13 | 竜天に登り近江に卵一つ |
14 | 蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな |
15 | 啓蟄や指輪廻せば魔女のごと |
16 | 春雷や父はブルゾンの柱 |
17 | 校門を出て無口なる卒業子 |
18 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
19 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
20 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
21 | 恋猫に思ひのほかの月夜かな |
22 | 降る雪やそづかに樹液昇りくる |
23 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
24 | 陽へ病む |
25 | 鳥帰るアイウエオ順って不公平 |
26 | 口のなかで木が枯れるおと折れるおと |
27 | 春の土荒れて筋ひく竹箒 |
28 | 白地着てこの郷愁の何処よりぞ |
29 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
30 | 苗代の水を平らにして眠る |
31 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
32 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
33 | 絶景でありぬ夜長の箸・茶碗 |
34 | 春めきてものの果てなる空の色 |
35 | 孤高とは薄紅梅の一樹なり |
36 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
37 | バビロンに生きて糞ころがしは押す |
38 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
39 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
40 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
41 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
42 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
43 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
44 | 土筆の向うに土筆より低い煙突 |
45 | 寒泉に一勺を置き一戸あり |
46 | あたたかなふたりの吾子を分け通る |
47 | 若鮎の二手になりて上りけり |
48 | 手庇を何回したり春の山 |
49 | ちるさくら海あをければ海へちる |
50 | 蝌蚪一つ鼻杭にあて休みをり |
2024年9月26日 04時45分更新(随時更新中)