現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年4月1日のデイリーキーワードランキング
1 | 元旦や暗き空より風が吹く |
2 | わからぬ句好きなわかる句ももすもも |
3 | 暖かや飴の中から桃太郎 |
4 | 咲き満ちてなほ咲く桜押し合へる |
5 | 花茗荷ひとりを呼ぶに四人の名 |
6 | 手をあげて足をはこべば阿波踊 |
7 | どこまでが花どこからが花の闇 |
8 | 滅びるしかない国を旅して晩夏 |
9 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
10 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
11 | 元日や山明けかかる雪の中 |
12 | 春が逝く弔旗鳴り止むことはなく |
13 | かげろえる川面に悩みを捨てようか |
14 | 傘さして都をどりの篝守 |
15 | さくらじま真夏の柱立ち上がる |
16 | 七十路や新しき事弥生道 |
17 | 四月馬鹿こだわりすぎて笑われる |
18 | 麗しき春の七曜またはじまる |
19 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
20 | 宇陀郡わけても又兵衛桜かな |
21 | 塚ひとつ包むがごとくつつじ燃ゆ |
22 | 雪女見しより瘧をさまらず |
23 | 白川の橋一本に花一樹 |
24 | 酔ひし顔母に見られぬ笹鳴ける |
25 | 落日に橋つつまれし空襲忌 |
26 | あるときは船より高き卯浪かな |
27 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
28 | 四月馬鹿字の見つからぬ電子辞書 |
29 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
30 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
31 | 燃えさかるほどに裸体をさらす炎 |
32 | 万骨の一片として夏瘦せて |
33 | この土や桜咲く国わが住む国 |
34 | ショパン流れ夜空に残る青春譜 |
35 | 物の芽のほぐれほぐるる朝寝かな |
36 | ときをりの風のつめたき桜かな |
37 | 夏の蝶メトロノームが笑ってる |
38 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
39 | 草枯や海士が墓皆海を向く |
40 | 億年を逃げのびてこの油虫 |
41 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
42 | 山茶花に蜂の来ない日ケ・セラ・セラ |
43 | はこべらや人は陰門へむかう旅 |
44 | 六林男亡し鴨浮く水は今も平ら |
45 | 目玉の紋指に残して蝶逃げる |
46 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
47 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
48 | 蛇穴を出て見れば周の天下なり |
49 | 梅の花めぐらせ男耕せり |
50 | 殺生の水きらきらと下り簗 |
2024年9月21日 21時16分更新(随時更新中)