現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月7日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
3 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
4 | ちるさくら海あをければ海へちる |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 覗く子にスクラムを解く蝌蚪の国 |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
9 | 清明や街道の松高く立つ |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
12 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
13 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
14 | 日本海見し日の短か波郷の忌 |
15 | 海に出て木枯帰るところなし |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | 百合咲くと百合の高さにもの思ふ |
19 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
20 | こんなよい月を一人で見て寝る |
21 | 分け入つても分け入つても青い山 |
22 | 森を来て寒い切株明日がある |
23 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
24 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
25 | 世界中トースト飛び出す青葉風 |
26 | 夕虹がうすれ白猫ひるがえる |
27 | 星空へ店より林檎あふれをり |
28 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
29 | 雨閑か椎茸榾木産土に |
30 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
31 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
32 | 蜥蜴と対峙 こちらが目を逸らす |
33 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
34 | 墓のうらに廻る |
35 | 良夜かな赤子の寝息麩のごとく |
36 | 目の前の些事こそ大事日照草 |
37 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
38 | 東京がじつとしてゐる初景色 |
39 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
40 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
41 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
42 | 天の躁地の鬱さくら明かりかな |
43 | 湯ほてりのひととゆきあふ寒の雨 |
44 | 戀螢ゆたかなる孤の室生川 |
45 | 枯野はも縁の下までつづきをり |
46 | 朴散華即ちしれぬ行方かな |
47 | 曼珠沙華どこそこに咲き畦に咲き |
48 | 聞き上手割り込み上手梅雨酒場 |
49 | 十二支みな闇に逃げこむ走馬灯 |
50 | 淋しい幽霊いくつも壁を抜けるなり |
2024年9月23日 00時27分更新(随時更新中)