現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年12月24日のデイリーキーワードランキング
1 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
2 | 十六夜の竹ほのめくにをはりけり |
3 | 落鷹のこゑ諾へり暁の闇 |
4 | 初湯殿卒寿のふぐり伸ばしけり |
5 | 来年は遠しと思ふいなびかり |
6 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
7 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
8 | 坪庭の風も招きて新茶淹る |
9 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
10 | オリオンの盾新しき年に入る |
11 | 風の樹々プールの子らに騒ぎ添ふ |
12 | 初山河あふれくるもの掌に |
13 | 悪食の鷹は放たん山と月 |
14 | 燃えろかんてき妻とはこんなに荒れた指か |
15 | 息安く仰臥してをりクリスマス |
16 | 恋煩いだろうか血を吐き胸が痛む |
17 | 蚊一匹裸婦の胸算用狂ふ |
18 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
19 | おそるべき君等の乳房夏来る |
20 | まつりごとみだれて夏の石女たち |
21 | 蛇穴を出て白粥の吹きこぼれ |
22 | 丹田に力もらへり寒復習 |
23 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
24 | いち早く日暮るる蟬の鳴きにけり |
25 | ひと揺れの後凍蝶となりにけり |
26 | 生涯のいま午後何時鰯雲 |
27 | 見えぬもの見むと構へし初山河 |
28 | 七十路や新しき事弥生道 |
29 | 調弦のやうに降り出し十二月 |
30 | 墓のうらに廻る |
31 | 亀甲の粒ぎつしりと黒葡萄 |
32 | 店の柿減らず老母に買ひたるに |
33 | 好々爺背の縮みたる甘茶寺 |
34 | 千の手の一つを真似る月明かり |
35 | しらぬまにつもりし雪のふかさかな |
36 | 伊勢海老の月にふる髭煮らるると |
37 | 全長に回りたる火の秋刀魚かな |
38 | 夜の秋湯舟にのこるひとりかな |
39 | 山茶花の日和に翳のあるごとく |
40 | 能もなき教師とならんあら涼し |
41 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
42 | 三次元には収まらぬ夏の夢 |
43 | われも老い妻も老いけり桜餅 |
44 | うごかざる一点がわれ青嵐 |
45 | 妻と寝て銀漢の尾に父母います |
46 | 古稀といふ春風にをる齢かな |
47 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
48 | 岬鼻へ飛立つ前の鷹一羽 |
49 | 風に乗るほかなし島のはぐれ鷹 |
50 | やらやらと朝やつてくる蝶氏など |
2024年9月27日 03時44分更新(随時更新中)