現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年5月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
2 | 春愁や草を歩けば草青く |
3 | 夜書いた手紙は泰山木の花 |
4 | 落葉掃くとき紛れなき人ごころ |
5 | 花あれば西行の日とおもふべし |
6 | 一を知つて二を知らぬなり卒業す |
7 | 衛兵の不動へ一葉落ちにけり |
8 | 葭切や湖水は湖を抜け出せず |
9 | うしろ髪ひくは魑魅かななかまど |
10 | あるけばかつこういそげばかつこう |
11 | 垂れ髪に雪をちりばめ卒業す |
12 | 介護セミナー母の肩抱くかに薄暑 |
13 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
14 | どかどかと声かけられし女郎花 |
15 | よい道がよい建物へ、焼場です |
16 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
17 | 女神の神霊宿すは 正装耳輪の猫 |
18 | その奥も咲きてしづもる桜かな |
19 | 独居の自由不自由野分かな |
20 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
21 | 八月や六日九日十五日 |
22 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
23 | 雪はらりサッカー場が熱狂す |
24 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
25 | 牡丹百二百三百門一つ |
26 | 彼一語我一語秋深みかも |
27 | たんすに裂けこがらしの神のスルメ |
28 | さくら咲き心足る日の遠まわり |
29 | 曇り来し昆布干場の野菊かな |
30 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
31 | 人はみななにかにはげみ初桜 |
32 | 野に返す青き蝗や陶の里 |
33 | 猪が来て空気を食べる春の峠 |
34 | 町空のつばくらめのみ新しや |
35 | 鰹一本ノーネクタイの背広で来 |
36 | 山眠るやうに鎮もる九十九湾 |
37 | 時計屋の時計春の夜どれがほんと |
38 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
39 | 料峭や人より長き棒の影 |
40 | 爐に野菊溢れしめ堀辰雄邸 |
41 | 業車まわし花朴よりも白 |
42 | 落蟬のふらふらと墜ち夜の底 |
43 | 日の本の男の子かなしも業平忌 |
44 | 花影婆娑と踏むべくありぬ岨の月 |
45 | 日本がここに集る初詣 |
46 | 眠る山或日は富士を重ねけり |
47 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
48 | 春の浜大いなる輪が画いてある |
49 | 梟や一枚羽織り尿に起つ |
50 | 山小屋の枕に響く雪崩かな |
2024年4月25日 19時58分更新(随時更新中)