現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年12月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | あらたまの魑魅や分入れば |
3 | 梁の自在の卍鳥雲に |
4 | 寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ |
5 | 去年今年貫く棒の如きもの |
6 | 落日の仔馬はじめて西を見る |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | ぬばたまの闇の牡丹の在りどころ |
9 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
10 | 桜蕊降る少年の深き眉 |
11 | から松は淋しき木なり赤蜻蛉 |
12 | 除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり |
13 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
14 | 星祭り夢の逢瀬に鈴鳴らす |
15 | 闇中に山ぞ峙つ鵜川かな |
16 | 凍蝶に指ふるるまでちかづきぬ |
17 | つくづくと黴面白き墨の尻 |
18 | 熟柿すずなり満たされている不安 |
19 | この道しかない春の雪ふる |
20 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
21 | 咳をしても一人 |
22 | 何にでも蓋する暮し半夏生 |
23 | 雪中の紅梅を見て相別る |
24 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
25 | 白波や冬の松より手を離す |
26 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
27 | 人間といふ淋しさに注連飾る |
28 | 梧桐に少年が彫る少女の名 |
29 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
30 | 涼風の一塊として男来る |
31 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
32 | 牡丹画いて絵の具は皿に残りけり |
33 | 雪明り一切経を蔵したり |
34 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
35 | 一対か一対一か枯野人 |
36 | 雁の束の間に蕎麦刈られけり |
37 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
38 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
39 | 床の間の鬼柚子一夜の伽とせる |
40 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
41 | きしきしと帯を纏きをり枯るる中 |
42 | 少年の骨の硬きに触れ蛍 |
43 | 汗ばみて文字を泣かせてしまいけり |
44 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
45 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
46 | 水戀ふは母戀ひなりし冬霞 |
47 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
48 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
49 | 一生の楽しきころのソーダ水 |
50 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
2025年8月26日 13時02分更新(随時更新中)