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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年11月24日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

白牡丹といふといへども紅ほのか
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
5

海に出て木枯帰るところなし
6

冬の水一枝の影も欺かず
7

こんなよい月を一人で見て寝る
8

鶏頭の十四五本もありぬべし
9

死病得て爪うつくしき火桶かな
10

初富士にかくすべき身もなかりけり
11

万緑の中や吾子の歯生え初むる
12

海くれて鴨のこゑほのかに白し
13

あなたが死んで宿り木に雪我に雪
14

ものの種にぎればいのちひしめける
15

芋の露連山影を正しうす
16

雪の原犬沈没し躍り出づ
17

一つづつ食めば年逝くピーナツツ
18

還暦のひとに涼しき青畳
19

黒猫の子のぞろぞろと月夜かな
20

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
21

水枕ガバリと寒い海がある
22

天井扇ゆっくりリリー・マルレーン
23

寒牡丹愛らし夫との縁かな
24

おおかみに蛍が一つ付いていた
25

メタセコイアの大樹三本紅葉す
26

幾春の数珠につながる縁かな
27

風鈴のひとり言きく 夕茜
28

春雷や胸の上なる夜の厚み
29

秋立つや川瀬にまじる風の音
30

桜散るあなたも河馬になりなさい
31

どうしようもないわたしが歩いてゐる
32

冬ざるるリボンかければ贈り物
33

大空に又わき出でし小鳥かな
34

をりとりてはらりとおもきすすきかな
35

古池や蛙飛びこむ水の音
36

家を出て手を引かれたる祭かな
37

鰯雲人に告ぐべきことならず
38

いなびかり北よりすれば北を見る
39

うしろ姿の時雨てゆくか
40

冬茜送るにみんな立ちあがる
41

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
42

銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく
43

鷹のつらきびしく老いて哀れなり
44

夏の河赤き鉄鎖のはし浸る
45

勇気こそ地の塩なれや梅真白
46

相逢うて飯食う疲れ遠花火
47

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
48

木の実降るわが言語野のけもの径
49

分け入つても分け入つても青い山
50

方丈の大庇より春の蝶


2024年9月23日 17時19分更新(随時更新中)
 

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