現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年4月7日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
3 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
4 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
5 | 秋の航一大紺円盤の中 |
6 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
7 | 校門を出て無口なる卒業子 |
8 | 青葉潮ただただ青き野点かな |
9 | 見上ぐるも見下ろすもよし花の山 |
10 | 花筏行きとどまりて夕日溜む |
11 | をみならも涼しきときは遠を見る |
12 | ころがりてほどよくとまる栄螺かな |
13 | これよりは恋や事業や水温む |
14 | 富士晴れて雪くるまえの実のがまずみ |
15 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
16 | 夕餉後の雨真っ直ぐにわたくし忌 |
17 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
18 | 雁立ちの目隠し雪や信濃川 |
19 | 教職の僧に戻りぬ花祭 |
20 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
21 | 方丈の大庇より春の蝶 |
22 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
23 | 実朝の海あをあをと初桜 |
24 | 葦焼きの香を身にまとい夕仕度 |
25 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
26 | ちるさくら海あをければ海へちる |
27 | 兄の手に小さき薬玉もて余す |
28 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
29 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
30 | この道の富士になりゆく芒かな |
31 | せきをしてもひとり |
32 | マンボウと宙を泳ぐや大朝寝 |
33 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
34 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
35 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
36 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
37 | 近づけば視野をはみだす滝桜 |
38 | 君に会うただそれだけのため桜 |
39 | 泣きそうなほんとのような春の夢 |
40 | 蟇棲むや憶うや己の幾星霜 |
41 | ひく波の跡美しや桜貝 |
42 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
43 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
44 | 咳をしても一人 |
45 | 春落葉いづれは帰る天の奧 |
46 | 千里より一里が遠き春の闇 |
47 | 灌ぐたび光新たに甘茶仏 |
48 | 大落暉今に点火の枯すすき |
49 | ブラックホールへ吸われ行く花見客 |
50 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
2024年9月22日 13時43分更新(随時更新中)