現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年2月26日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
3 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
4 | 蛇衣を脱ぎまつさきに家に来る |
5 | ややありて流れはじめし雛かな |
6 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
7 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
8 | 雪はげし抱かれて息のつまりしこと |
9 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
10 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
11 | 木瓜咲くや漱石拙を守るべく |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
14 | 共に泳ぐまぼろしの鱶僕のやうに |
15 | うたかたの夢の名残や春の雪 |
16 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
17 | 鳥雲に妻なきあとの遠目癖 |
18 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
19 | 時々は時鳥聞く杣の宿 |
20 | 雪国の雪の底にて牛生まる |
21 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
22 | ご先祖といふお荷物や墓洗ふ |
23 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
24 | 独学や拭き消す窓の天の川 |
25 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
26 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
27 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
28 | 未来図は直線多し早稲の花 |
29 | せきをしてもひとり |
30 | 兄以上恋人未満掻氷 |
31 | 公魚のよるさざなみか降る雪に |
32 | 山雀や頬白ければ四十雀 |
33 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
34 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
35 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
36 | 妻へ帰るまで木枯の四面楚歌 |
37 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
38 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
39 | 鳥飛ぶ仕組み水引草の上向きに |
40 | 立ち尿る農婦が育て麥青し |
41 | 吹きおこる秋風鶴をあゆましむ |
42 | 冬の蜂ころび無傷の空のこす |
43 | 葦牙や波止に傾く捨小舟 |
44 | 水枕ガバリと寒い海がある |
45 | ペン先の割れない角度名草の芽 |
46 | 十五夜にいったん帰京ゐたします |
47 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
48 | 安産を祈る鉦の音春隣り |
49 | 塗椀が都へのぼる雪を出て |
50 | 不知火や潜水艦の失禁す |
2024年4月17日 12時39分更新(随時更新中)