現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年2月25日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
3 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
4 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
5 | 嘘のはんぺん鬱の大根おでん鍋 |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 天上に宴ありとや雪やまず |
8 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | 葱坊主ゆれてときをり物忘れ |
11 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
12 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
13 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
14 | まさびしき海峡ひとつ秋を来て |
15 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
16 | せきをしてもひとり |
17 | 子規逝くや十七日の月明に |
18 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
19 | 春立つや一生涯の女運 |
20 | 家族愛しむようにはこべら土を抱く |
21 | 星空へ店より林檎あふれをり |
22 | 水枕ガバリと寒い海がある |
23 | この道しかない春の雪ふる |
24 | 抱き上げし赤子の匂い春の雪 |
25 | 和布刈る神の五百段ぬれてくらし |
26 | 継ぎはぎの老母のモンペや花薺 |
27 | 花筏行きとどまりて夕日溜む |
28 | 探梅や遠き昔の汽車にのり |
29 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
30 | 初孫の生まれるニュース雲の峰 |
31 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
32 | ランチ待つ列に大きな扇風機 |
33 | 戯れる常陸の国の雪達磨 |
34 | 慎ましく足元見よと藪柑子 |
35 | 後退りしつつ両手に蓬餅 |
36 | まなこ荒れ/たちまち/朝の/終りかな |
37 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
38 | 首吊の枝に適ひし桜かな |
39 | 春近し雪にて拭う靴の泥 |
40 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
41 | 田楽を喰らひ悪態ひとくさり |
42 | 初蝶の戯れ黄色零しゆく |
43 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
44 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
45 | 物種をにぎれば生命ひしめける |
46 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
47 | 数え日の遠き柱の丸さかな |
48 | 古草へ踏み出す河馬の雫かな |
49 | 葭切のをちの鋭声や朝ぐもり |
50 | 雪となる気配にさわぐ鍋の蓋 |
2024年4月20日 06時03分更新(随時更新中)