現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年8月31日のデイリーキーワードランキング
1 | いなびかり北よりすれば北を見る |
2 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | 新藁の小屋でみつけたかくれんぼ |
5 | 太陽はいつもまんまる秋暑し |
6 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 星空へ店より林檎あふれをり |
9 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
10 | 長月の平行線を仮に引く |
11 | 海に出て木枯帰るところなし |
12 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
13 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
14 | 秋時雨音もせで来て境塚 |
15 | 夢に浮く身風呂にしずむ身四月尽 |
16 | 鮟鱇のがまんの口を今降す |
17 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
18 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
19 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
20 | 長き長き春暁の貨車なつかしき |
21 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
22 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
23 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
24 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
25 | 青風や双頭蓮は揺れつつも |
26 | 葛餅の喉を胎児のすべりかな |
27 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
28 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
29 | 秋日差螺旋階段下りて句座 |
30 | 立春や香煙とゞく絵天井 |
31 | 星の深さに二階屋低し夜業終ゆ |
32 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
33 | 春や昔十五万石の城下哉 |
34 | 親よりも白き羊や今朝の秋 |
35 | 目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹 |
36 | ラガー等のそのかちうたのみじかけれ |
37 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
38 | 夜冴えてひとり蛇笏忌と言ふべし |
39 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
40 | 叫ぶほかなし武蔵野の枯れ欅 |
41 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
42 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
43 | 秋の川真白な石を拾ひけり |
44 | すべてが去りすべてが在り浮桟橋の動揺 |
45 | 青竹の青こそ土州魂送り |
46 | 咳をしても一人 |
47 | ぎぎとなく子の兜虫稿を継ぐ |
48 | 今の世も男と女西鶴忌 |
49 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
50 | 宵闇の末の松山より少年 |
2024年9月25日 12時41分更新(随時更新中)