現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年1月9日のデイリーキーワードランキング
1 | 柊の花一本の香りかな |
2 | 水枕ガバリと寒い海がある |
3 | 去年今年貫く棒の如きもの |
4 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
5 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
6 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
7 | ものの種にぎればいのちひしめける |
8 | 詩に痩せて二月渚をゆくはわたし |
9 | 霧月夜美して一夜ぎり |
10 | 若葉雨なにかやさしくものを言ふ |
11 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 実千両に比して地味なる実万両 |
14 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
15 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
16 | さざ波と見れば苗代蛙かな |
17 | 葉牡丹に我が煩悩を投げ入れし |
18 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
19 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
20 | 鮟鱇の知恵にもおとる渡世かな |
21 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
22 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
23 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
24 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | つゆくさの瑠璃はみこぼす耕馬かな |
27 | 心には紋付袴初句会 |
28 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
29 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
30 | 寒見舞したたむ墨のかんばしき |
31 | 花冷えの炉けむりうすき山廂 |
32 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
33 | この道しかない春の雪ふる |
34 | 冬の波冬の波止場に来て返す |
35 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
36 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
37 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
38 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
39 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
40 | 風上に白鳥あそび年立てり |
41 | 寝正月せめて敷布の新しく |
42 | 枯蔦の隙間 編物教室の手の類型 |
43 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
44 | 魂を天に預けて瀧凍てる |
45 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
46 | 萩の風何か急かるる何ならむ |
47 | 兄以上恋人未満掻氷 |
48 | 山鳩よみればまはりに雪がふる |
49 | 重ね着の中に女のはだかあり |
50 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
2024年9月26日 17時19分更新(随時更新中)