現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年9月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 投入れのすすきかるかや神隠し |
2 | うしろ手に閉めし障子の内と外 |
3 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 草原や夜々に濃くなる天の川 |
6 | はや朝の心とがれり雨の鵙 |
7 | 黄金田の方へ曲がりし鼓笛隊 |
8 | 軍隊の近づく音や秋風裡 |
9 | 真新しき献血手帳星祭る |
10 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
11 | 人殺す我かも知らず飛ぶ蛍 |
12 | 忌を修す本堂脇のこぼれ萩 |
13 | ほととぎす迷宮の扉の開けつぱなし |
14 | 本読めば本の中より虫の声 |
15 | いつまでもかくれてゐたく萩青し |
16 | ポケットに春を匿っている筈だ |
17 | 人影のはるか鶏頭一本ずつ |
18 | 一度死ぬふたたび桔梗となるために |
19 | 蛸壺に父を残して夏の旅 |
20 | あめつちや林檎の芯に蜜充たし |
21 | 秋鯖や上司罵るために酔ふ |
22 | 三寒の木にひつかかる四温かな |
23 | 底冷えの靴鳴らし行く夜のしじま |
24 | 夜の菜の花の匂ひ立つ君を帰さじ |
25 | あたたかやしきりにひかる蜂の翅 |
26 | 春の雪ふる女はまことうつくしい |
27 | 生くることやうやく楽し老の春 |
28 | 雁の声のしばらく空に満ち |
29 | ひまわりの前頭葉に水かける |
30 | みほとけのじひのなかゆびねむのはな |
31 | 方丈の大庇より春の蝶 |
32 | 花吹雪日を透き虚空舞ひにけり |
33 | 天井に日の斑ゆらめく針供養 |
34 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
35 | みどり児やもずくに落とす涙粒 |
36 | 水番の片手しばらく樹をたたく |
37 | 秋の日や姉妹異なる髪の影 |
38 | 行く我をひとめぐりして秋の蝶 |
39 | 老いぬまに見む紫蘇色のしその花 |
40 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
41 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
42 | 人間を続ける春へ向っており |
43 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
44 | 海女戻る安乗中学横切りて |
45 | 三叉路の一つは海へ青胡桃 |
46 | さそはれて月夜の芥子によろめきぬ |
47 | 郷愁のハートを的に草矢射る |
48 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
49 | 嚔して思ひ出されてゐる |
50 | 蕗を煮ていつか一人になる予感 |
2025年8月30日 09時53分更新(随時更新中)