現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年1月10日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
5 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
6 | 酉年の酉の街ゆきはぐれけり |
7 | 初暦知らぬ月日は美しく |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 寒昴たれも誰かのただひとり |
10 | 木がらしや目刺にのこる海の色 |
11 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
12 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
13 | 雪空へ祈る寺院の鐘の音 |
14 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
15 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
16 | 竹馬やいろはにほへとちりぢりに |
17 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
18 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
19 | 立冬のことに草木のかがやける |
20 | 日本がここに集る初詣 |
21 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
22 | さみだれのあまだればかり浮御堂 |
23 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
24 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
25 | 雪嶺のひとたび暮れて顕はるる |
26 | 白露や死んでゆく日も帯締めて |
27 | せきをしてもひとり |
28 | 兄以上恋人未満掻氷 |
29 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく - |
30 | 美しき帰雁の空も束の間に |
31 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
32 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
33 | 去年今年貫く棒の如きもの |
34 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
35 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
36 | 湖のしじまばかりに秋気満つ |
37 | ものの種にぎればいのちひしめける |
38 | てんぷらやすでに鰭張る今年鯊 |
39 | 立山のかぶさる町や水を打つ |
40 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
41 | 本読めば本の中より虫の声 |
42 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
43 | 山鳩よみればまはりに雪がふる |
44 | 買初の綿菓子瑞雲とも思う |
45 | 囲われて孤独を誇る寒牡丹 |
46 | ぬばたまの闇の牡丹の在りどころ |
47 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
48 | むれ落ちて楊貴妃桜尚あせず |
49 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
50 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
2024年9月23日 10時52分更新(随時更新中)