現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年11月7日のデイリーキーワードランキング
1 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
2 | 水枕ガバリと寒い海がある |
3 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
4 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
5 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
6 | ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く |
7 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
8 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | 未来より滝を吹き割る風来たる |
11 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
12 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
13 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
14 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
15 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
16 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
17 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
18 | たとふれば独楽のはじける如くなり |
19 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
20 | ゆたんぽのぶりきのなみのあはれかな |
21 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
22 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
23 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
24 | ♭で始まるピアノ冬立ちぬ |
25 | ほうたるこいこいふるさとにきた |
26 | うしろ姿の時雨てゆくか |
27 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
28 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
29 | せきをしてもひとり |
30 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
31 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
32 | 一村を動かしてゐる稲穂波 |
33 | 牡丹百二百三百門一つ |
34 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
35 | まじまじと子が見てひらく水中花 |
36 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
37 | 大夕焼百寿の気風みなぎれり |
38 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
39 | こんなよい月を一人で見て寝る |
40 | 芋の露連山影を正しうす |
41 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
42 | 分け入つても分け入つても青い山 |
43 | 一輪の花となりたる揚花火 |
44 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
45 | 木がらしや東京の日のありどころ |
46 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
47 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
48 | 秋の航一大紺円盤の中 |
49 | 見ることも松の手入でありしかな |
50 | 木曽谷の奈落に見たる銀河かな |
2024年9月20日 12時59分更新(随時更新中)