現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年9月18日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
4 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 墓のうらに廻る |
8 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
11 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
12 | ここまでと踵返せり大花野 |
13 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
14 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
15 | をととひのへちまの水も取らざりき |
16 | 病む六人一寒燈を消すとき来 |
17 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
18 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
19 | 大いなるものが過ぎ行く野分かな |
20 | すばらしい乳房だ蚊が居る |
21 | 羅や人悲します恋をして |
22 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
23 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
24 | 落蝉にまだ飛ぶ命残りをり |
25 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
26 | 疲れ鵜に水面を均らす夜空かな |
27 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
28 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
29 | コスモスの花あそびをる虚空かな |
30 | 海に出て木枯帰るところなし |
31 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
32 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
33 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
34 | 芋の露連山影を正しうす |
35 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
36 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
37 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
38 | 坊泊り夏霧漉して朝の鐘 |
39 | 桃青し赤きところの少しあり |
40 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
41 | ラーメンに星降る夜の高円寺 |
42 | 千の手の一つを真似る月明かり |
43 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
44 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
45 | まだもののかたちに雪の積もりをり |
46 | 日本を打ちてし止まぬ台風禍 |
47 | 台風一過あすからはダイエット |
48 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
49 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
50 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
2024年4月26日 20時14分更新(随時更新中)