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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2009年10月26日のデイリーキーワードランキング

1

降る雪や明治は遠くなりにけり
2

月光ほろほろ風鈴に戯れ
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
5

鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる
6

韃靼の馬嘶くや冬怒濤
7

芋の露連山影を正しうす
8

古希過ぎて一誌を興す雲の峰
9

独学や拭き消す窓の天の川
10

ひらひらと月光降りぬ貝割菜
11

死化粧して水色桔梗なりぬ
12

春風や闘志いだきて丘に立つ
13

ピストルがプールの硬き面にひびき
14

見ることも松の手入でありしかな
15

大いなる幹のうしろの霧の海
16

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
17

をりとりてはらりとおもきすすきかな
18

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
19

みみづくが両眼抜きに来る刻か
20

伊勢海老の不思議のこゑを秋の暮
21

落葉松はいつめざめても雪降りをり
22

骰子の一の目赤し春の山
23

ひたひたと春の潮打つ鳥居かな
24

湧き出づる出湯のほとりの蔦もみじ
25

かりかりと蟷螂蜂の皃を食む
26

君が名か一人静といひにけり
27

母死ねば今着給へる冬着欲し
28

闇汁の杓子を逃げしものや何
29

分け入つても分け入つても青い山
30

水枕ガバリと寒い海がある
31

ざうざうと竹は夜を鳴る春山家
32

十二月あのひと刺しに汽車で行く
33

外にも出よ触るるばかりに春の月
34

くわんおんのそびらもあおきころもがへ
35

痩馬のあはれ機嫌や秋高し
36

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
37

鳥わたるこきこきこきと罐切れば
38

夏痩せて遠くの白きもの光る
39

石蕗咲いて夕日天國左右に子
40

仏性は白き桔梗にこそあらめ
41

行く秋の鐘つき料を取りに来る
42

日の本の男の子かなしも業平忌
43

なつかしや苗代水に畦とぎれ
44

君もまた長子の愁ひ蚯蚓鳴く
45

白墨の粉で虹書く花鳥忌
46

せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ
47

いんぎんにことづてたのむ淑気かな
48

野に消える雉の繊細さに勝てぬ
49

見てをりぬいのちしづかに寒牡丹
50

白木蓮ガス燈ほどの寝息たてて


2024年9月21日 01時31分更新(随時更新中)
 

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