現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年10月24日のデイリーキーワードランキング
1 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
2 | 霜降や小木なりに岩根抱く |
3 | 暗緑光あつめ流木上下動 |
4 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
5 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
6 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
7 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
8 | 霜降れば霜を楯とす法の城 |
9 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
10 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
11 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
12 | しぐるるや駅に西口東口 |
13 | せきをしてもひとり |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
16 | 幾千代も散るは美し明日は三越 |
17 | 微笑が妻の慟哭 雪しんしん |
18 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
19 | 手庇を何回したり春の山 |
20 | 鰯雲日かげは水の音迅く |
21 | ものの種にぎればいのちひしめける |
22 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
23 | 吊り雛欲張り吊るは誰が夢か |
24 | よき川のいよよつめたき黄鶺鴒 |
25 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
26 | 梅雨見つめをればうしろに妻も立つ |
27 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
28 | 鷹の爪そつぽを向いて乾きけり |
29 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
30 | 色いつさい略して黒し寒鴉 |
31 | 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る |
32 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
33 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
34 | 秋麗の柩に凭れ眠りけり |
35 | 草市や夜雨となりし地の匂ひ |
36 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
37 | ふるさとの春暁にある厠かな |
38 | 秋天の下に野菊の花弁欠く |
39 | 重ね着す存念は対岸に伸び |
40 | どこでどう淋しくなりぬ烏瓜 |
41 | 雄ごごろの萎えては雪に雪つぶて |
42 | ほたるこい携帯電話眠らせて |
43 | つばめ去る空も磧も展けつつ |
44 | 羽子板や母が贔屓の歌右衛門 |
45 | この脚がむかし竹馬自在にす |
46 | 玄鳥ご飯の匂うわたしの家 |
47 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
48 | ダイヤモンドダスト阿寒のアイヌ服 |
49 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
50 | 抒情歌を残して里の紅葉散る |
2024年9月24日 02時10分更新(随時更新中)