現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年1月29日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
3 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | 水枕ガバリと寒い海がある |
6 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
7 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
8 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
9 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
10 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
11 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
12 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
13 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
14 | 初富士を隠さふべしや深庇 |
15 | 小流れに春足音の矍鑠す |
16 | 海に出て木枯帰るところなし |
17 | ものの種にぎればいのちひしめける |
18 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
19 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
20 | 革ジャンに破れジーパン空つ風 |
21 | 卯の花や縦一文字ほとの神 |
22 | 鶏頭の影地に倒れ壁に立つ |
23 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
24 | 青胡桃一期が夢であるものか |
25 | 箱眼鏡みどりの中を鮎流れ |
26 | 草氷柱早く嫌ひになりたくて |
27 | ちるさくら海あをければ海へちる |
28 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
29 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
30 | 素読とも劣等感とも冬のたんぽぽ |
31 | らあめんのひとひら肉の冬しんしん |
32 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
33 | 会津はや腹召すやうに蝶生まる |
34 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
35 | 藍ゆかた一本独鈷の博多帶 |
36 | 愛妻家小西昭夫氏蠅叩く |
37 | 天皇の白髪にこそ夏の月 |
38 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
39 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
40 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
41 | 逢うまでの巻いて結んで春ショール |
42 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
43 | ああ小春我等涎し涙して |
44 | 素足にてのけふをたしかむる |
45 | 吾在りて泛ぶ薄氷聲なき野 |
46 | 快晴の糸張つてゐる凍み渡り |
47 | あかあかと天地の間の雛納 |
48 | ああと言ふもあつと思ふも秋の風 |
49 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
50 | 藁苞を出て鯉およぐ年の暮 |
2025年8月27日 04時40分更新(随時更新中)