現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年7月8日のデイリーキーワードランキング
1 | 水枕ガバリと寒い海がある |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 紺絣春月重く出でしかな |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | 肱川のけあらし分岐点無し |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 春のくれ夫なき家に帰りくる |
10 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
11 | 暑中見舞の言葉がうれし昼の星 |
12 | 三伏の闇はるかより露のこゑ |
13 | 飛行機雲見ゆる日が好き藁ぼつち |
14 | 四人しか顔浮かばない墓洗ふ |
15 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
16 | うちの蝶としてとんでいるしばらく |
17 | 初ひばり胸の奥處といふ言葉 |
18 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
19 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
20 | 芋の露連山影を正しうす |
21 | 限りなく降る雪何をもたらすや |
22 | 秋の水水琴窟の音となり |
23 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
24 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
25 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
26 | 一村のうすうすといる狐雨 |
27 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
28 | 麦秋や紙飛行機は戻らざる |
29 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
30 | ニコライの鐘の愉しき落葉かな |
31 | 蛇崩れの坂を水仙負ひ下る |
32 | くれぞーるのように鳴り出す十二月 |
33 | まはし見る岐阜提灯の山と川 |
34 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
35 | 明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 |
36 | 影させしその蝶にてはらざりき |
37 | とりめのぶうめらんこりい子供屋のコリドン |
38 | 人入つて門のこりたる暮春かな |
39 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
40 | 緑陰に三人の老婆わらへりき |
41 | 青き踏む幼児の踵やんはりと |
42 | 清水の舞台から見る神無月 |
43 | 母国より告ぐ英霊は結露せよ |
44 | ちるさくら海あをければ海へちる |
45 | 剣翁が一子相伝初釜軸 |
46 | さわらないで下さい桃の感受性 |
47 | 影の数人より多し敗戦忌 |
48 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
49 | 金婚の父母のはにかみシクラメン |
50 | 高熱の鶴青空に漂へり |
2024年9月21日 21時46分更新(随時更新中)