現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月9日のデイリーキーワードランキング
1 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
4 | 去年今年貫く棒の如きもの |
5 | 水枕ガバリと寒い海がある |
6 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
7 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
9 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
10 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
11 | 寒星や神の算盤ただひそか |
12 | 海に出て木枯帰るところなし |
13 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
14 | ふと覚めし雪夜一生見えにけり |
15 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
16 | 黄昏にぶつかつてゆく秋の蟬 |
17 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
18 | きらめける寒行僧を拝みけり |
19 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
20 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
21 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
22 | 米を磨ぐ男は海を還らざり |
23 | 倒れたる案山子の顔の上に天 |
24 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
25 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
26 | わがなかに朱肉のけむる蝸牛 |
27 | ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に |
28 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
29 | 太郎月の太朗のお年玉いちふらん |
30 | メタセコイアの大樹三本紅葉す |
31 | をととひのへちまの水も取らざりき |
32 | 黒髪の流れるほどに水澄めり |
33 | 合流をはたしての緩冬芒 |
34 | しもやけしもやけまつさかさまである |
35 | ものの種にぎればいのちひしめける |
36 | 芋の露連山影を正しうす |
37 | 向日葵の大声でたつ枯れて尚 |
38 | マンボウと宙を泳ぐや大朝寝 |
39 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
40 | 初暦知らぬ月日は美しく |
41 | ほととぎす敵は必ず斬るべきもの |
42 | 雛の日に遥かな山を得てねむる |
43 | 霜とけ島光る |
44 | 疾風雲冬満月を隠しけり |
45 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
46 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
47 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
48 | 対岸の芽吹き初めをりあばれ川 |
49 | 雛の唄が商魂となる マーケット |
50 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
2024年9月19日 07時11分更新(随時更新中)