現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月1日のデイリーキーワードランキング
1 | 柊の花一本の香りかな |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 立ちのぼるけむりに露に座すかぼちゃ |
4 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
5 | 銀杏落葉人踊りたく歌いたく |
6 | 雑草もあるがままなる花野かな |
7 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
8 | 生くることやうやく楽し老の春 |
9 | ものの種にぎればいのちひしめける |
10 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
11 | わが生きる心音トトと夜半の冬 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 冬麗のまんなかにある床柱 |
14 | 夜空より大きな灰や年の市 |
15 | 枯蔓を引けばぐらりと過去が見ゆ |
16 | 柚子風呂に石仏のごと沈みおり |
17 | どうみても にらみのきかぬ眉毛です |
18 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
19 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
20 | 公魚のよるさざなみか降る雪に |
21 | 白侘助さがしもの透き通りをり |
22 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
23 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
24 | 残る虫残さるる虫鳴きにけり |
25 | 葉桜の幹が濡れいる遠汽笛 |
26 | 師はひとり痩身の師の師走また |
27 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
28 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
29 | 湖のしじまばかりに秋気満つ |
30 | 祇や鑒や鷹もとんびも只のとり |
31 | 新年や縁起かつぎの酢蓮根 |
32 | 走り根は怒りの動脈春時雨 |
33 | 水枕ガバリと寒い海がある |
34 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
35 | 初冬の竹緑なり詩仙堂 |
36 | 花冷えの田より抜きたる足二本 |
37 | 黒ずみし格子に映ゆる濃紫陽花 |
38 | 枯蔓の呪縛くちびる乾きおり |
39 | をととひのへちまの水も取らざりき |
40 | 寒鯉の黒光りして斬られけり |
41 | おでんぐつぐつ 嘘は大きい方がいい |
42 | 颱風や守宮は常の壁を守り |
43 | 夜鷹いてこの日人参ばかり買う |
44 | 皮手袋の匂ひがわれをへだてゐる |
45 | はらわたに修司棲みつく鬼火の夜 |
46 | かくれんぼ三つかぞえて冬となる |
47 | びひどろに注げば古酒の鳴きにけり |
48 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
49 | 味噌汁や白雲白鳥あふれる頃 |
50 | 駒ヶ根に日和定めて稲の花 |
2024年9月25日 12時43分更新(随時更新中)