現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
5 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
6 | 村の名も法隆寺なり麦を蒔く |
7 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
8 | 去年今年貫く棒の如きもの |
9 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
10 | 燈籠のよるべなき身のながれけり |
11 | ものの種にぎればいのちひしめける |
12 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
13 | 立冬のことに草木のかがやける |
14 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
15 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
16 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
17 | 葛城の山懐に寝釈迦かな |
18 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
19 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
20 | 桐の咲きたる早朝の信濃川 |
21 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
22 | 底冷えの靴鳴らし行く夜のしじま |
23 | はなやぎて月の面にかかる雲 |
24 | 一対か一対一か枯野人 |
25 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
26 | 水枕ガバリと寒い海がある |
27 | みちのくの星入り氷柱われに呉れよ |
28 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
29 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
30 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
31 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
32 | 木曽のなあ木曽の炭馬並び糞る |
33 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
34 | 塩田に百日筋目つけ通し |
35 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
36 | われの星燃えてをるなり星月夜 |
37 | 青天に音を消したる雪崩かな |
38 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
39 | 白魚のまことしやかに魂ふるふ |
40 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
41 | 芽木あかり起き伏し荒く響くかな |
42 | 庭すみの小花ひっそり捩り花 |
43 | 菫程な小さき人に生れたし |
44 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
45 | 涅槃図のまんまん中にうちのポチ |
46 | 墓のうらに廻る |
47 | かなしみはしんじつ白し夕遍路 |
48 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
49 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
50 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
2024年9月20日 16時32分更新(随時更新中)