現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年12月17日のデイリーキーワードランキング
1 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
2 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
3 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
4 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
5 | まつすぐに寒梅のさす空の青 |
6 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
7 | 枯蟷螂 生きるとは斧あげること |
8 | 木綿縞着たる単純初日受く |
9 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
10 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
11 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
12 | 白鳥百羽津軽の空を明るうす |
13 | 雀の子一尺とんでひとつとや |
14 | ふだん着でふだんの心桃の花 |
15 | 七草やどこ吹く風の吹いてをり |
16 | この土や桜咲く国わが住む国 |
17 | 油の柱にかくれて神は哭きたまう |
18 | 龍の玉深く蔵すといふことを |
19 | 紅葉明るし手紙よむによし |
20 | 渡りゆく矢切の空の薄暑かな |
21 | 虎の尾を一本持つて恋人来 |
22 | 初山河あふれくるもの掌に |
23 | 元日やふどしたたんで枕上ミ |
24 | 流星の子らを率いて横断す |
25 | さめざめと泣く滝もあり山の裏 |
26 | 存へて苦ふきのたう噛みをりしが |
27 | 春の山のうしろから煙が出だした |
28 | 力なく降る雪なればなぐさまず |
29 | 俳句など書いてつまらぬ賀状来る |
30 | 遠蛙酒の器の水を呑む |
31 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
32 | のちの世の杖衝坂の無月かな |
33 | 涙が出るから言葉が出ない秋風裡 |
34 | 命終の銛打つは誰そ月の夜 |
35 | たぷたぷと皮砥をつかひ夏初 |
36 | 時々は時鳥聞く杣の宿 |
37 | 人入つて門のこりたる暮春かな |
38 | 冬波の百千万の皆起伏 |
39 | 花騒のトンネルを出て手をつなぐ |
40 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
41 | 大空にうかめる如き玉椿 |
42 | 凩や海に夕日を吹き落す |
43 | 天地の息合ひて激し雪降らす |
44 | 花筏黄泉へ行く人こみ合いて |
45 | 身籠れるとき透けてくる目高かな |
46 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
47 | 鳥帰るいづこの空もさびしからむに |
48 | 古郷や皆代替わり枯尾花 |
49 | 海に出て木枯帰るところなし |
50 | そもそものはじめは紺の絣かな |
2024年4月27日 20時30分更新(随時更新中)