現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 立ちくらみして空*蝉に囲まるる |
2 | 立ちのぼるけむりに露に座すかぼちゃ |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 年の瀬を俳諧舟はながれゆく |
5 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
6 | 蛍の闇に途切れし軌跡かな |
7 | 初暦知らぬ月日は美しく |
8 | 草の花褒める言葉をさがしおり |
9 | 大寒の東京駅に人を待つ |
10 | せきをしてもひとり |
11 | 重ね着の中に女のはだかあり |
12 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
13 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
14 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
15 | 秋風や屠られに行く牛の尻 |
16 | まつさきにさう言つてゐる夏の海 |
17 | ひきつづき寝台車着く芒原 |
18 | 鰯雲この一族の大移動 |
19 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
20 | みんな笑顔雪合戦の一球目 |
21 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
22 | 日が暮れて暮れ残りたる赤い靴 |
23 | ものの種にぎればいのちひしめける |
24 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
25 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
26 | 歩を返す春愁の象同じ地に |
27 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
28 | 剣翁が一子相伝初釜軸 |
29 | 地に低く幸せありと福寿草 |
30 | あをあをと空を残して蝶分れ |
31 | 海光の岬に香の満つ野水仙 |
32 | 七月の青嶺まぢかく熔鑛炉 |
33 | 残り柿捥ぐきっかけが摑めない |
34 | へうへうとして水を味はふ |
35 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
36 | 教室はしづかで花の受粉熱 |
37 | 日に舞うて凱歌のごとし鷹柱 |
38 | 一行の添え書に見る年賀状 |
39 | 雪山のたそがれにこそあこがるる |
40 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
41 | 花菜風放てば毬となる仔犬 |
42 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
43 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
44 | 大根焚き憂き世の未練食にあり |
45 | 葦原に白馬日本語へ振り向きぬ |
46 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
47 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
48 | 光陰の矢の真直に煤逃げす |
49 | 天辺へ紅を一刷毛合歓の花 |
50 | 天平のをとめぞ立てる雛かな |
2024年9月21日 07時34分更新(随時更新中)