現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年4月19日のデイリーキーワードランキング
1 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
2 | ものの芽のほぐるる先の光りをり |
3 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
4 | 憂き世の塵つもる音して春の闇 |
5 | 大紅葉燃え上がらんとしつつあり |
6 | 藍甕を敲きて秋思身近かにす |
7 | ああ小春我等涎し涙して |
8 | あらたまの魑魅や分入れば |
9 | 浮く氷片戦争とみてしずかに噛む |
10 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
11 | 遺言の文言はかる冬苺 |
12 | われ病めり今宵一匹の蜘蛛も宥さず |
13 | ういろうの薄茶を選び春惜しむ |
14 | 名月や沈めしままの皿小鉢 |
15 | 夏蜜柑いづこも遠く思はるる |
16 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
17 | 鴬や前山いよよ雨の中 |
18 | 冥府ゆき納涼電車なら乗ろう |
19 | 浮いてこい浮いてお尻を向けにけり |
20 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
21 | 偲ぶ会果てし銀座の春逝くか |
22 | 退屈な父へ漂ふ雪ばんば |
23 | 植田原畦に立つ父遥かなり |
24 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
25 | 右の目に意あり左様の識涼し |
26 | 山霧の晴るる日の出や物静か |
27 | 鳥雲に身は老眼の読書生 |
28 | 浮いて来いチンポコ洗う保育園 |
29 | 背を正すこともなくなり寒椿 |
30 | 浮いている地球の重さ鳥雲に |
31 | 鶯の声棒立ちに千暉逝く |
32 | 飢えていてもあかく燃えても灰になる |
33 | 順番に死ぬわけでなし春二番 |
34 | 新宿ははるかなる墓碑鳥渡る |
35 | 羽化の季節わたしはみどりに穴をあけ |
36 | うごけばひかる真夏の空を怖れけり |
37 | あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 |
38 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
39 | 言葉浮かばず土筆のように立っている |
40 | うぐいすや好みどおりにお赤飯 |
41 | 夕顏に水仕もすみてたたずめり |
42 | ウイグルの美人はけだるし蠅叩 |
43 | 浮いてこいマラッカ海峡青バナナ |
44 | 遺言は寒月光の中に置く |
45 | うかうかと我門過る月夜かな |
46 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
47 | 飢えはないが八月揺らすブランコ |
48 | 退院や虹立つ空より鳥語降る |
49 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
50 | 浮雲の陽を含むほど辛夷の芽 |
2025年8月29日 10時52分更新(随時更新中)