現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月28日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 九年母や頑固を通す生きっぷり |
4 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
5 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
6 | 星空へ店より林檎あふれをり |
7 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
8 | ものの種にぎればいのちひしめける |
9 | 沼の辺に紅葉かつ散る陸士卒 |
10 | 絵ろうそく屋ひっそりはなやぎ彼岸の雨 |
11 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
12 | 人の世に花を絶やさず返り花 |
13 | かりそめに燈籠おくや草の中 |
14 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
15 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
16 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
17 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
18 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
19 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
20 | 海に出て木枯帰るところなし |
21 | 雨撲って止んで鬼灯市の夕べ |
22 | 花八手ちからをぬくはどのくらい |
23 | いなびかり北よりすれば北を見る |
24 | 客われをじつと見る猫秋の宵 |
25 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
26 | 濃竜胆浅間山の力裾までも |
27 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
28 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
29 | 夏嗚呼と嬰の尻ぺた洗いおり |
30 | あくびしていでし泪や啄木忌 |
31 | 雪女雪の深さに髪余す |
32 | いわし雲おおいなる瀬をさかのぼる |
33 | 霧黄なる市に動くや影法師 |
34 | 秋冷のビール哀しき歌ばかり |
35 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
36 | かまつかの風に夢殿ひらきけり |
37 | 残菊といふ残菊とおもはねど |
38 | 虹二重神も恋愛したまへり |
39 | ひらがなと梵字まぜこぜ蝌蚪生る |
40 | わらんべの洟も若葉を映しけり |
41 | 文芸に一世をかけし木の葉髪 |
42 | 凩の果はありけり海の音 |
43 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
44 | 篠笛の韻張りつめし冬座敷 |
45 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
46 | 既知未知の人生燈火親しけれ |
47 | ねんねこの中で歌ふを母のみ知る |
48 | 真弓の実その他心を開くもの |
49 | 螢獲て少年の指みどりなり |
50 | 裏山に初東雲の蒼からむ |
2024年9月21日 22時10分更新(随時更新中)