現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年9月6日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
3 | あらぬところに紙カイロ移動せる |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
6 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
7 | 水脈しるく曳きて晩夏のひかりとす |
8 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
9 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
10 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
11 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
12 | いなびかり北よりすれば北を見る |
13 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
14 | 笑っても沢庵漬けは噛み切れぬ |
15 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
18 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
19 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
22 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
23 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
24 | ダリの時計となる月光の水たまり |
25 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
26 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
27 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
28 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
29 | 風のように母のおこごと稲の花 |
30 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
31 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
32 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
33 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
34 | 稗抜きは遊びのごとし一人にて |
35 | 不知火や湾の一灯焦がれゐる |
36 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
37 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
38 | 舟影に芥をはこび鯊の潮 |
39 | 亡夫の影消えてしまいぬ枯葉道 |
40 | ひらひらと月光降りぬ貝割菜 |
41 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
42 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
43 | 甘草の芽のとびとびのひとならび |
44 | 方丈の大庇より春の蝶 |
45 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
46 | 耳ふたつあればふたつの寒さかな |
47 | 牛と夫婦になる白いエプロンの農婦 |
48 | 水が水押して四万十川の夏 |
49 | 十五夜とむかふわたしといふひとり |
50 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
2024年9月22日 07時17分更新(随時更新中)