現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月31日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
5 | くもの糸一すぢよぎる百合の前 |
6 | 牡丹百二百三百門一つ |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
9 | 極寒の塵もとどめず岩ぶすま |
10 | みちのくの星入り氷柱われに呉れよ |
11 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
12 | 立冬のことに草木のかがやける |
13 | 星祭り夢の逢瀬に鈴鳴らす |
14 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
15 | 夕東風や海の船ゐる隅田川 |
16 | 海に出て木枯帰るところなし |
17 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
18 | 底冷えの靴鳴らし行く夜のしじま |
19 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
20 | 青天に音を消したる雪崩かな |
21 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
22 | 背のびして飯粒で貼る火伏札 |
23 | 一対か一対一か枯野人 |
24 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
25 | をみなとはかかるものかも春の闇 |
26 | かたまつて薄き光の菫かな |
27 | 直立の天皇一家松に雪 |
28 | 水枕ガバリと寒い海がある |
29 | 雪を積み積みて三代生きて来し |
30 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
31 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
32 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
33 | 白魚のまことしやかに魂ふるふ |
34 | 星空へ店より林檎あふれをり |
35 | ものの種にぎればいのちひしめける |
36 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
37 | 亡き人は海歩み来よさくらどき |
38 | 耕せばうごき憩へばしづかな土 |
39 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
40 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
41 | 庭すみの小花ひっそり捩り花 |
42 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
43 | 涅槃図のまんまん中にうちのポチ |
44 | 会合の不義理を二つ春の風邪 |
45 | 火に仕へ母黒豆を黒く煮る |
46 | 白鳥といふ一巨花を水に置く |
47 | 傷つけてきた万象に種を撒く |
48 | 輪飾りの今年は汽車に揺るゝ家 |
49 | 日時計は空に少年の日は魚跳んで |
50 | 人はみな旅せむ心鳥渡る |
2025年8月27日 10時35分更新(随時更新中)