現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年11月8日のデイリーキーワードランキング
1 | いなびかり北よりすれば北を見る |
2 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
3 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
4 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
5 | せきをしてもひとり |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
8 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
9 | 初夢にさつぱりわやと青畝大人 |
10 | 憎しみが涙となりて黒ぶどう |
11 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
12 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
13 | 朧夜のむんずと高む翌檜 |
14 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
15 | 立冬や鉄路の継目ごとに音 |
16 | はんざきの目の在りどころ瞬けよ |
17 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
18 | ポポー稔りぐんぐん離れゆくごとく |
19 | 窓明り石の着こなす石蕗の花 |
20 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
21 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
22 | 爛々と昼の星見え菌生え |
23 | 仮の世のかりそめならぬ返り花 |
24 | 濡れわたりさつきの紅のしづもれる |
25 | てのひらに落花とまらぬ月夜かな |
26 | にぎやかに亀も田螺も鳴きくれよ |
27 | 扇風器大き翼をやすめたり |
28 | 星空へ店より林檎あふれをり |
29 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
30 | 鰯雲この一族の大移動 |
31 | うしろ姿の時雨てゆくか |
32 | 燃ゆる頬花よりおこす誕生日 |
33 | 雨脚の見えて明るき冬田かな |
34 | 切干大根真白に乾きさざ波す |
35 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
36 | 初日さす朱雀道りの静さよ |
37 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
38 | 秋惜しむ朝から雨と農日誌 |
39 | 冬瓜の半身ラップの仮蟄居 |
40 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
41 | 海に出て木枯帰るところなし |
42 | 彼一語我一語秋深みかも |
43 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
44 | 入日色桜落葉をふみ惜しみ |
45 | 蝶々のもの食ふ音の静かさよ |
46 | 秋鯖や味噌煮の味噌の多寡を問う |
47 | 潮煮る火見とどけて鷹渡るなり |
48 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
49 | 水澄みて四方に関ある甲斐の国 |
50 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
2025年8月27日 23時20分更新(随時更新中)