現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年10月14日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
5 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
6 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
7 | 泳ぎより歩行に移るその境 |
8 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
9 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
10 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
11 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
12 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
13 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
14 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
15 | 海に出て木枯帰るところなし |
16 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
17 | 意気潜りめおと鮑に素手の浮き |
18 | 秋の灯にひらがなばかり母へ文 |
19 | ねむりても旅の花火の胸にひらく |
20 | ひたひたと春の潮打つ鳥居かな |
21 | ここまでと踵返せり大花野 |
22 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
23 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
24 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
25 | ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない |
26 | かもめ来よ天金の書をひらくたび |
27 | 柊の花一本の香りかな |
28 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
29 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
30 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
31 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
32 | 野に出ればひとみなやさし桃の花 |
33 | 頬杖の一人を残し紅葉燃ゆ |
34 | 春雪三日祭りの如く過ぎにけり |
35 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
36 | 西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 |
37 | 木曽のなあおんたけさんや鯉幟 |
38 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
39 | 子へ買ふ焼栗夜寒は夜の女らも |
40 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
41 | 秋天にわれがぐんぐんぐんぐんと |
42 | 淡路島と色彩学とはるかなり |
43 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
44 | 麦秋や紙飛行機は戻らざる |
45 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
46 | けふの日の終る影曳き糸すすき |
47 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
48 | 野仏の屈みを直し風薫る |
49 | 一匙のアイスクリームや蘇る |
50 | 甘草の芽のとびとびのひとならび |
2024年9月20日 05時28分更新(随時更新中)