現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年7月12日のデイリーキーワードランキング
1 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
2 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
5 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
9 | 星空へ店より林檎あふれをり |
10 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
11 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
12 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
13 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
14 | 芋の露連山影を正しうす |
15 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
16 | 水枕ガバリと寒い海がある |
17 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
18 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
19 | 鵯の言葉わかりて椿落つ |
20 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
21 | しぐるるや死なないでゐる |
22 | 天と地の間にうすうすと口を開く |
23 | 蝶の舞うたかんなの頭の黒かりき |
24 | 鳰がゐて鳰の海とは昔より |
25 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
26 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
27 | 咳をしても一人 |
28 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
29 | そろかしこ御前様机下花吹雪 |
30 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
31 | 雪ふれり生まれぬ先の雪ふれり |
32 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
33 | 墓のうらに廻る |
34 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
35 | 暑中見舞の言葉がうれし昼の星 |
36 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
37 | 虫の夜の星空に浮く地球かな |
38 | 作業着の青色褪せず貞徳忌 |
39 | 水を打つ思いこみしを払うべく |
40 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
41 | 日向ぼこここらが良かろお地蔵様 |
42 | すずなりの枇杷にんげんのありふれる |
43 | 花吹くと空曖昧になりにけり |
44 | 白炎天鉾の切尖深く許し |
45 | せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ |
46 | あたたかや句を恋文のごとく書く |
47 | どれも口美し晩夏のジャズ一団 |
48 | 浴後裸婦らんまんとしてけむらへり |
49 | ラムネ玉まだまだ遊びたりぬらし |
50 | 落葉踏み柩が村を離れけり |
2024年9月22日 22時09分更新(随時更新中)