現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年9月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
2 | ゐのこづち野武士の貌の猫帰る |
3 | 村昏れる木枯らし右往左往して |
4 | ゐのこづちいづこに居ても一落暉 |
5 | 冬花火ひとかなしませかなしみぬ |
6 | 〈王〉の耳ひとつ多し神無月 |
7 | 柊の花一本の香りかな |
8 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
9 | 鰯雲ひろがりひろがり創痛む |
10 | をみなとはかかるものかも春の闇 |
11 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
12 | 真黒き釣鐘を見て昼涼し |
13 | 蜥蜴の尾鋼鉄光りや誕生日 |
14 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
15 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
16 | 九州で台風なぜか右折する |
17 | 手を振つて芒の波に沈みゆく |
18 | 茄子や皆事の終るは寂しけれ |
19 | 狂い蛾の羽音なりけり処女句集 |
20 | 大落暉今に点火の枯すすき |
21 | いつよりか遠見の父が立つ水際 |
22 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
23 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
24 | 鱚釣りや青垣なせる陸の山 |
25 | ボーイソプラノ以後の歳月月見草 |
26 | 枝岐れ枝岐れして芽を吹けり |
27 | 沈黙の池に亀一つ浮き上る |
28 | 子規逝くや十七日の月明に |
29 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
30 | 生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉 |
31 | 太陽はいつもまんまる秋暑し |
32 | 灯をともす指の間の春の闇 |
33 | 野分雲飛んでけだるき草の照り |
34 | 師走来て決めかねしこと決めしこと |
35 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
36 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
37 | 不忍や水鳥の夢夜の三味 |
38 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
39 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
40 | 狂わねば届かぬ高さ朴の花 |
41 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
42 | 千の手の一つを真似る月明かり |
43 | 別るるや夢一筋の天の川 |
44 | 蝌蚪一つ鼻杭にあて休みをり |
45 | はうれん草夜の遠浅を茹でてをり |
46 | 姦淫は月光に舌入れてより |
47 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
48 | 天地水明あきあきしたる峠の木 |
49 | ふるぼけしセロ一丁の僕の冬 |
50 | 本読めば本の中より虫の声 |
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2024年9月25日 06時35分更新(随時更新中)